築100年以上ほどだろう我が家は下水道設備がありません
トイレはそう、ボットン便所です
穴の上に便器を置いただけの
簡易的なボットン便所を
なんちゃって水洗
簡易式水洗トイレにしました
Before 画像が悪くてすみません、、。
![ぼっとん便所](https://satoyamakurasi.com/wp-content/uploads/2021/01/img_9404-2-1024x576.jpg)
穴の上に
穴の開いたプラスチックの椅子を
置いただけようなトイレ
蓋を開けると闇が広がっている。。
そんなトイレが、、、
After
![簡易式水洗トイレ](https://satoyamakurasi.com/wp-content/uploads/2021/01/img_9382-768x1024.jpg)
![](https://satoyamakurasi.com/wp-content/uploads/2021/01/img_9383-1024x768.jpg)
見た目は完全に水洗トイレになりました
蓋の先に闇も広がっていません!!
簡易式水栓トイレとは
その名のように、
簡易的な水洗機能をもったトイレであり
水を流して洗浄できることや、
便槽と便器の間に蓋があることが
非水栓のボットン便所より衛生的になります
汚物はボットン便所と同じく便槽に貯まります
今までの汚物だけに加え
水も排出されるため
便槽の容量によっては汲み取りの回数を増やさなければなりません
工事と費用
我が家は元水道業の知人にやってもらいました
水道配線や、床の張り替えの必要性などで値段は変わると思いますが
一般的には20万くらいではないかとゆうことで
便器をネットで(50000くらい)購入
便器代含め10万ほどでやってもらいました
だいぶ安くやってもらいました
納得し、満足しています
DIY ができる方なら、自力でもできなくはなさそうでしたが
やはり、慣れた方がやると違いますね、、
私はお願いしてよかったなと思っています。
工事手順
言葉で書くのは簡単だよ!と怒られそうですが
少しでも参考になりましたら、と記述しておきます
![](https://satoyamakurasi.com/wp-content/uploads/2021/01/287-1024x724.jpg)
古い便器をとる。
プラスチック便器を外すと陶器の便座があったので床ごとはがす。
床板をはがし、張り替える
(新しい便器に、今までの穴では大きすぎるため)
新しい便器の規格の穴をあける
床のビニールクロスを張り替える
新しい便器を乗せ、水道配管を取り付ける
といった流れでした。
我が家のトイレは
穴が掘ってあるうえにトイレがあるといった
簡易的なものなので
トイレの配管をどうするとかはなく
貯槽部分の穴に向けて出口を合わせるだけですみました
水の確保も必要になりますので
水道管を引っ張って来なければなりません
幸いにも
手洗い水道が来てましたのでそこから引けました
![](https://satoyamakurasi.com/wp-content/uploads/2021/01/img_9407-768x1024.jpg)
使い方
機種によって使い方は違いますが
基本の使い方は
レバーをちょっと引くと、
フタ(便槽に続くフタ)が空きます
もう少し強めに引くと水が流れます
レバーを反対側に押すと
フタはあかず、便器に水をためることができます
大便をするときに使います
貯めた水に大便をしたら、
レバーを手前に引いて落とします
初めて使う方はやはり戸惑います
水をたくさん使われては、
便槽溢れる問題につながりますので
こんな注意書きと使い方を貼っています
![](http://satoyamakurasi.com/wp-content/uploads/2021/01/289-1024x724.jpg)
一般的な水洗トイレは小便を流すのに6ℓもの水を必要とするそうです
簡易的水洗トイレなら
小便なら水がいらず
大便の時も500mlも使いません
なかなか理にかなった経済的トイレだなぁと感心しています
簡易式トイレにして変わったこと
汲み取りの回数を増やした
汲み取りの回数を月1回だったものを
2回に増やしました
一般的にボットン便所は便槽といわれる
タンクなどに汚物がたまるようにできているらしいのですが
我が家のはほんとに穴を掘っただけのようなもので
大きさがそんなにあるわけではありませんでした
とりあえず月2回に増やして
溢れそうなら回数を増やしていきましょう
と汲み取り業者の方に言っていただきました
私の住む町は
1回/120円 ×人数 なので
2人暮らしの我が家は 1回 240円
2回に増やして月480円の
汲み取り代になりました
子供が怖がらなくなった
甥っ子、姪っ子が怖がらずには入れるようになりました
私の子供のころも、ボットン便所でした
それはそれは、怖かった記憶があります。
深い闇に引きずり込まれそうな、、、。
トイレがきれいになって子供たちも喜んでくれました
衛生的
キレイになりました
におい問題はまだ残るのですが
それでもフタがある分直接的ではなくなりました
蓋をあけるとハエが飛んできたり、、
なんてこともありましたが、
そんなことも無くなりました
全然気にならない~と使っていましたが
いざ変えると
居心地が全然違います。。
変えてよかったです。。
![](http://satoyamakurasi.com/wp-content/uploads/2020/11/0da2b690593e5ba6316b90748217a214.png)
やっぱトイレがきれいっていいよね。。しみじみ。
まとめ
簡易式水洗に変えるにあたっての問題として
便槽の大きさは大事で、
うちもとても悩みました。。
ただでさえ小さい穴。どうなることか。
悩んでもしょうがない、
とりあえず使ってみるかと工事しました
いざ使ってみると汲み取りを1回増やすだけで
快適になりました
タンクや、コンクリートではないので余計な水分が土に染み込んで
溢れはしない、とかあるのかもしれませんが。。。
下水道料金がない分安いので
町の汲み取りの値段を参考に
汲み取り業者の方と、相談しながら使っていくのも一つの手だと思います
我が家のトイレ
手洗い機能がついてますが
この手洗いの水は便槽流れていきます
便槽が小さいので、手洗い機能は使っていません。
無くてもよかったかなと。
手洗いなしでも値段は変わりませんが
使われて困る場合は最初からない方がおススメです
古民家や田舎暮らしの壁として
ボットン便所は嫌だ、、、。
と思っている方。
簡易式水洗トイレも悪くないですよ~
汲み取りの人が空ける扉。
素晴らしく簡易的。
におい漏れもする。。。
いつか直したい。
![](http://satoyamakurasi.com/wp-content/uploads/2021/01/img_9389-1024x768.jpg)
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