冬が旬の大根
12月になると安く出回りだします
そして、畑では大量に頂いたりもします
煮たり炒めたり、
鍋にしたりと楽しんでも余るときは
干して、切り干し大根にしてみてはいかがでしょうか?
煮物のイメージが強い切り干し大根ですが
じつは塩コンブと和えたり、
マヨネーズに和えてサラダとして食べてもおいしいんです
栄養分がぎゅっと濃縮され
栄養豊富な切り干し大根は
困ったときのもう一品に、意外と便利です
小分けにして冷凍保存すれば、1年余裕で持ちます
カラカラに小さくなるので、大根の大量消費にもオススメです
切り干し大根にするメリット
生のまま食べてもおいしい大根ですが
わざわざ干すことにも意味はあります
保存ができる
乾燥させる意味と言えば
まずは保存が出来ること。
生ではしおれてきてしまう大根も、
乾燥させることによって長期間の保存が可能になります
食べ物は水分があることで、腐ったりカビたりするので
水分をしっかり飛ばし乾燥させ、保存します
一度に栄養を多くとれる
大根の90%は水分
天日干しすることで、90%占めていた水分は蒸発します
栄養分を大根に残し乾燥することで
カルシウムや鉄分などの
栄養をぎゅっと濃縮させた食べ物になるのです
そして
生の大根より小さくなるので、
その分たくさん食べることもできます
切り干し大根(乾燥した状のもの)ひとつかみで
生の大根2本分くらいはあるかと思います
便秘にいい
『便秘 切り干し大根』で調べるとたくさんの情報が出てくるように
便秘にいい成分としていわれる
食物繊維がたっぷりです
切り干し大根にすることで
食物繊維をたくさん摂取することができます
作り方
切り干し大根は、基本、切って干すだけでできます
雨にぬれたりするとカビの原因になりますので
晴れが続く日をねらいましょう
皮をむく
まずは洗って皮をむきます
ピーラーでササーッとむいてしまいます
皮付きのままだと乾きにくいので、むいた方がいいです
切る
切り方はお好みで大丈夫です
あまり分厚いと乾きづらくてカビの原因になりますが
晴れの日が続くようなら、
歯ごたえの残るような大きさに挑戦してもいいですね
大きめのものは、ハリハリ漬けなど漬物によく合います
手で切るのが大変な時は
切り干し大根用のスライサーが便利です
こちらのスライサーは近所のおばちゃんおススメ
程よく厚みがあって、煮物によく合いそうな大きさに仕上がります
今回は、細く手切りにしました
細ければ乾くのが早く、
サラダやみそ汁の簡単な料理に使いやすい切り干しができます
漬物用にいちょう切りにも挑戦してみました
さらに厚く、7㎜くらいの短冊切り
乾燥に10日ほどかかりますが
歯ごたえのあるハリハリ漬け用になります
いろんな形で試してみるといいですね
干す
網やよしずに広げて干します
干し方は様々ですが
太陽と風が当たるところに干します
マンションや、広げられないときには
干し網が便利です
2日目
乾いたところと、まだまだなところがあるので
全体に太陽が当たるように時々、かき混ぜてあげます
3日目
だいぶ細くなりました
手に持つとまだ湿気た感じが残っているので
もう1日干すことにします
風が強くなり、このままでは飛んで行ってしましそうなので(春一番、、)
網に移動しました
切り干し大根が細いので
網目から落ちていってしまいます、、
一番下の段にクッキングシートなど1紙を敷いておくといいです
新聞紙だと色移りする可能性がありますので
白のものがおススメです
4日目
手に持つとカサカサと乾いているのが分かります
完成です
大根約5本分でこの量。
550gくらいできました
袋に小分けしておきます
いちょう切りのほうはまだ、まだらなので
もう少し放置します
7日目
すっかり乾燥したので、こちらも袋に入れて完成!
乾き方は、切り方や干す環境によって左右されます
触って、出来上がりを感じてみてください
保存の仕方
常温でも保存できますが
色が黄色く変色してしまいます
1か月ほどなら冷蔵庫で
そのあとは
冷凍庫に入れておくのが安心です。
まとめ
煮物にはもちろん、あっさり塩昆布やマヨネーズであえればサラダに、
みそ汁の具にもなります
意外と幅広く使える切り干し大根
料理の一品が増えてとても便利です
干すだけで栄養豊富になり、保存も可能に。
旬のおいしさを乾燥保存してみませんか
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