やちむんのお皿、、
うっかり割ってしまってからどうしたものかと眠っていました。
割れたお皿の修復といえば、金継ぎ。
以前から興味のあったものの面倒くさがって手を出さずにいましたが
これさえ買えばとりあえず
金継ぎできるというお手軽なキットを見つけたので
さっそく試してみると、なかなか簡単にお皿が使えるまでに回復しました
金継ぎとは
割れたお皿などを、漆でつなぎ合わし
つなぎ合わせた後を金粉や、銀粉で装飾することで
割れたお皿を新たに使えるようにする日本古来からある技法です
金継ぎキットについて
金継ぎの道具をまとめて
チャレンジしやすい金継ぎのキットがネットで色々出ています
少し高価なキットは
本来の漆、金粉が入ったもので本格的な金継ぎを行うことができます
ただ、漆だとかぶれる心配や、
接着に時間がかかるので初心者にはちょっと難しいのが現実。
なので漆の代わりに接着剤を使うことで簡易的にお皿を接着し
高価な金粉の代わりに、真鍮粉をつけることで安価に仕上げたものがあります
本来の金継ぎとは違ってしまいますが
簡易的に、安価に割れたお皿を直し
金の装飾をつけるということが楽しめるのが簡易キットです
今回私が購入したのは、こちらの‘金継ぎラウンジ’さんの簡易的な
スターターキット
金継ぎキットの使い方
こちら私が購入した金継ぎラウンジの金継ぎキット(スターターセット)
おしゃれなポーチにひとまとめになっています
中身はこんな感じ
接着剤をぬって割れた部分をくっつける
このボンドが固まって使えない、などのレビューが見られたのですが
問題なく使えました
ただ、赤い部分の真ん中も切り取らないといけません
最初切り忘れて、ハッもしや固まってる?!と思いましたが
切り忘れていただけでした。
注射器のような形で
二つの液がほぼ同量一緒に出てくるのでちょっと便利
これらをよく混ぜて割れた部分の接着に使います
爪楊枝で接着剤をよく練って、割れた部分に塗ります
少しはみ出るくらい塗るそうですが
はみ出すぎると後で紙やすりで削るのが大変になるな、と思いました。。
ぐっと抑えて固まるまで固定。
マスキングテープで固定と説明書にはありましたが
接着剤にくっついてしまいそうで貼れませんでした。。
なので手でしばらく抑えることに。
固める時間は説明書に書いてませんでしたが
30分ほどで大丈夫そうに感じました
私は待ちきれず30分ほど放置後、次のやすりの工程へ
お皿くっついたし、これで終わりでもいんじゃないか、、、と一瞬よぎりましたが
せっかくなので最後までやり遂げたいと思います
はみ出た接着剤を削る
紙やすりを水に濡らしながら、
はみ出た接着剤を削っていきます
お皿を滑らかにするのに大事な工程
接着剤がボコッとはみでていると、後の金属粉もガタガタになります
金属粉を塗っていく
説明書通りに金属粉を溶きます
このキットの粉は真鍮らしいです
付属の筆でくっつけた線を隠すように、、
出来ました~
24時間乾かして完成です
金属粉が残ったので、欠けた器にも塗っときました
まとめ
簡易的なキットでも5,000円するのでどうしようかと
すっと悩んでいたのですが
割れたまま放置されたお皿が生き返ってスッキリしたので
買ってよかったと思います
接着剤がいつまで固まらないで持つのか分りませんが
その他のものは、まだ数回分残っているので
それほど高くもないのかな、、といった感じです
接着剤でお皿くっつけることに違和感がないわけではないのですが
漆のキットじゃ高いし、面倒だし。。
お気に入りのお皿が
放置されすぎて使われないよりいいかな、、。と目をつむりました
においもすぐ取れます。
割れたまま眠っているお皿がある方、安く済ませたい方
とりあえずなら簡易キットで
お皿を生き返らせるのてみてはいかがでしょうか
接着剤が気になる方、本格的にやりたい方はこちら
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