春、暖かくなるにつれ
野山が、カラフルになってきました
野草もグングン成長を始めます
春の野草を使って
0円で作れる
季節のお風呂を楽しみたいと思います
春、薬効のある野草
私の家の回りに咲く春の野草だと
ヨモギ、スギナ、カキドオシ
この3種あたりが、
お風呂で楽しめそうです
使用方法と、
効能をそれぞれ書いていきます
効能については
こちらのサイトを参考にさせていただいています
ヨモギ
揉むと独特な香りが特徴的で
昔から薬草や、ヨモギ餅などと
人々の生活の中で活用され
春の野草といえばの有名なヨモギです
特徴
見慣れないとパッと見ただけでは
なかなか見分けのつかない野草ですが
ヨモギかな?と思ったら
葉をつまみ揉んで、においを嗅いでみてください。
ヨモギの香りがフワッとするはずです
あとは、葉の裏を見てみます
裏が白いのが分かりますか?
細かな毛がいっぱい生えて白く見えます
これもヨモギの大きな特徴です
束ねてみると、表と裏のコントラストがわかりますでしょうか?
よく似た葉っぱでトリカブトがあるようです
そう、韓流などで?よく毒殺に使われるあの猛毒トリカブト。
トリカブトとヨモギの違い(ウィキペディアより)
1. ヨモギには特有の臭いがある。トリカブトには無い。
2. ヨモギは日当たりの良い場所に生えている。トリカブトは日陰の湿った場所に生えている。
3. ヨモギの葉の裏には綿毛のような白い毛が生えている。トリカブトの葉の裏には毛は無い。
トリカブトの有毒成分アコニチンは皮膚や粘膜からも吸収されるので、トリカブトの葉を素手で触った場合は手洗いが推奨される。
とゆうことだそうです
似ているのは形だけといった感じですが
似た猛毒の葉があるとゆうことを意識して
葉の裏を見たりとよく観察しながら
気をつけて採集しましょう
効能
腰痛・神経痛の緩和・美肌効果・リラックス効果・その他
ヨモギは香りがいいので
春の季節風呂を楽しむのに最適です
お風呂がとってもいい香りに包まれますよ
スギナ
畑や庭のあるひとからすると
ただのしぶとい雑草、スギナです。
根が深く、生命力も強いので断ち切ることも難しいとされるスギナですが
生命力の強さから
薬草として楽しむことができます
特徴
このスギナ、浅い地下に根っこをグングン伸ばして
地上部だけ抜いても、
根っこを伸ばし
除去するのが大変なぐらいに生命力強く生えるとか。
自然暮らしひよっこの私が驚いたのは
この葉っぱがつくしの葉っぱだとゆうこと。
つくしの形は分かるものの、葉っぱまでは知りませんでした。
嫌われがちなスギナですが、
この葉っぱが生えているとゆうことは
3月~3月下旬ごろ
葉っぱが生える前には同じ場所で
つくしの姿を見ることができるかもしれません
ツンツンととがっていますが
葉は柔らかく触って痛いとかはありません
野原や荒れ地、土手や道端など
酸性のやせた地を好んで生えています
30㎝ほどの高さまで成長しますが
グングン生えてくるので
気にせず見つけ次第
若い葉を根元から採って収穫します
この葉もまたお茶としてたしむこともできます
利尿作用が強いので
むくみの解消にいいそうですよ
効能
ニキビの改善・湿疹、かぶれ・利尿効果・むくみ解消
お風呂に入れると
ちょっと臭いが独特です。野草風呂って感じ、、
薬効としての効果は抜群
お肌がすべすべになる気がします、、?
3つの中で一番手に入りやすい野草なので、
野草風呂として手軽に楽しみたいスギナです
カキドオシ
薄紫色のランのような変わった形の花をつけるカキドオシ
丸みを帯びた葉っぱもかわいらしいですね
特徴
自然暮らしひよっこの私には馴染みのなかった花ですが
糖尿病や血糖降下の作用があるとして薬効があり
古くからカキドオシ茶や薬草として
親しまれているとゆうカキドオシ
しっかり洗い、乾燥させるとお茶にすることもできます
春ごろには高さ15cmほどの高さで直立し開花します
4月の始め~5月頃、
花の咲いている時が収穫時です
根元から刈り取り、干して利用します
野原や土手、日当たりのいい適度に湿ったところに自生しています
花が落ちた後には
地を這うように伸び、そのツルが垣根を超えるほど伸びることから
垣根通し(かきねどおし)
カキドオシと呼ばれるようになったそうです
効能
疲労回復・あせも、湿疹・神経痛・精神安定、リラックス効果
野草風呂の楽しみ方
野草をお風呂に入れて楽しむ方法は
基本的にどの野草も花も
やり方は同じです
写真は冬の0円風呂ですが
春の野草も手順は同じように
干して乾燥させて使用します
すぐに使う場合には、生のままでも楽しめます
採集
摘んだら、砂などの汚れを落としておきます
水で洗ってもいいですが乾燥しにくくなるので
地面から少し上、砂汚れの少ない砂部分を採集し
はたくぐらいにするのが仕事が減るのでお勧めです
それでも気になる方は、水で洗って全体が乾くように
水をよく切ります
生のまま使う
すぐに使う場合は生のままでも使えます
採れたての葉っぱを
ゴムで束ねたり
手ぬぐいに包んだり、ゴミネットに入れたりとまとめておきます
(掃除を楽にするためです)
そのままお風呂に入れるだけでも楽しめますが
一度煮だした方が色が良く出ます
水を入れた鍋に入れ火にかけ、
軽く煮だし、お湯ごとお風呂に入れる方法です
煮だす時間はお好みで大丈夫ですが
4~5分もグツグツすれば色が出てきます
乾燥させる
すぐに使わない場合は乾燥させておきます
生乾きのままですと、
カビが生え使え無くなってしまいます
ザルでも、束ねて干すでも何でもいいので
よくよく乾燥させます。
個人的おススメは一番上の写真の
干し網がとっても便利です。
ファスナーで蓋が閉まるので
葉っぱが風で飛んでいく事もなく、
天気が悪い時には移動も楽なので
ベランダに一つあると何でも入れておけます
葉っぱの大きさによりますが
1週間もするとパリパリと乾燥します
触ってまだ湿気てるかなと思ったら、
もう少し乾燥させます
触ったときにパリパリとカサカサともう大丈夫かな?
と思えるまで乾かします
緑茶の葉や
乾燥わかめのようなパリパリしたくらいが理想です
保存する
袋に入れて保存しておくと使う時に楽なので
ネットなどに袋詰めしておきます
ストッキングネットや不織布のゴミネット
大きめのお茶パックなどが手に入りやすく使いやすいです
野草は化学反応など起きないので
いろんなものを混ぜても大丈夫です
冬の大根は独特の臭いがするので
みかんの香りで爽やかになるように一緒に入れてみました
いろんな組み合わせで
オリジナルの入浴剤が出来上がります
たくさんできたら
湿気から守れる入れ物に入れて保管しておきましょう
カビたりしたら
身体に悪いので諦めましょう、、、。
お風呂に入れる
乾燥させたものは、煮だして使用します
そのままお風呂に入れても、あまり色が出ません。
なじみのある緑茶ならどうかな、
と考えると想像しやすいかもしれません
お風呂のような40度のぬるいお湯に
緑茶の葉を入れてもお茶は色が出にくいですね
乾燥しているので少し長めに煮だします
10分ほどグツグツ煮だすと色がしっかりと出てきます
色が出てきたら
お湯ごとお風呂に入れて季節のお風呂を楽しむことができます
熱湯の使用、取り扱い
お風呂に入れる時は火傷に気をつけましょう!
注意点
薬草風呂を楽しむ注意点としては
2日間使うには向かない
これは、個人の好みとどこまで
お風呂のお湯を使えるかといった感じはしますが
特にスギナは
2日目に沸かしなおしをして使おうとすると
臭いが増します。
我が家は浴槽のお湯は2日使うので
入浴剤は2日目のお湯に入れて
1日だけ楽しむようにしています
残り湯は洗濯に向かない
残り湯での洗濯は
葉っぱで染め物したり
草木染とゆうものがあるように
色素が出ているので、
洋服に色移りする危険があります
もったいないですが、
洗濯には向いていません
自然のものなので、畑にまいたり
そのまま流すことは問題ないです
刺激を感じたら直ちに洗い流しましょう
私自身は生のゆずや柑橘系は肌に染みます。
乾かした皮などは平気なので利用していますが
どうしても肌に合わないなどは
個人差であるかと思いますので
染みたり、刺激を感じたら
お風呂から上がり
シャワーで成分を洗い流しましょう
他人の土地での草花や採取は違法です、、。
野草の採取を進めましたが
人の土地での採取は違法です、泥棒になってしまいます、。
河川敷や土手などは
場所によるようですので
許可をとるなどして、人様の迷惑にならないようにしましょう
まとめ
コロナ自粛などでまだまだ自由にならない世の中ですが
蜜を避け
散歩やや野外活動にでることも
増えたのではないでしょうか?
土手や、散歩道に咲く花や草にも目を向けてみてください
ただの雑草と侮れない
草花が元気に咲き誇っています
ヨモギなどを採ることができたら
食べるのにはちょっと抵抗がある方も
お風呂に入れると
春の香りを感じ
お家時間を楽しむこともできます
季節を感じることのできる
0円で作れる春の入浴剤、
効能ややり方に縛られず、
どうぞ気軽に楽しんでみてください
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